心を燃やせ〰︎水のような清いこころで。

中年おっさんの想いを気の向くままに書いて行きます。

人の死は身近にあるのだ。

病気療養をしていた妻の父上様が他界した。

 

脳の一部を取り、保存し。

閉じた1回目の奇跡。

 

あれから7年。

 

新型ウイルスの時も何とか感染もなく無事だった2回目の奇跡。

 

先週の金曜日に急転直下の緊急事態。

脳にウイルスがハプニングで転移し、両方の肺にも肺炎が。

人工呼吸器でICU に即入院になりましたが、3度目の奇跡は起こらず、死去しました。

 

外国人である妻はセレモニーのために緊急帰国します。

 

結婚時、妻の父上に報告の挨拶をすると僕の目を見てよろしくお願いします。と言われました。

仲人をしてくれた人でもある。

父上と交わした固い握手は今でも僕の手の感触に残る。

1年前に嫁さんの実家を訪れたときに交わした言葉が最後だ。

まだ戻りなさい。

また必ず戻ります。

そのお約束を果たせなく守れませんでした。

最後はかなり苦しかったことでしょう。

代替わりの絆とバトンは確かにしっかりと受け取りました。

兄貴とともに、少しずつ飛翔できるようにしっかりやります。

まずはゆっくりされてください。

お疲れ様でした。

そして、ありがとうございました。

父上様からのバトンを受けた我々。

とにかくセレモニーを乗り切り、前を向くしかない。

もう一度顔と目を見て、ありがとうを伝えたかった。

 

人の死は遠いものでなく、目を背けているだけで身近なものだ。

託された想いや、バトンの意味や重さを噛み締めて行かなくては。

とにかく、バタバタな10日くらいだ。

 

最初の奇跡からずっとこの日を覚悟しながら生活してきたけれど。

 

ある種、力が抜けてしまってます。

 

嫁さんのメンタルや気力も気になりますが、回復までに時間がかかる。

そっと見守ります。